共通フレーム2007とは、IPAがまとめた、システム開発・運用・保守などの作業を整理するための共通ルール・共通用語集です。
目的は、発注者とベンダが「同じ意味の言葉」で話せるようにすることです。IPA資料でも、RFPや調達仕様書で共通フレーム2007の言葉を使うと中立性を確保しやすいとされています。
*ベンダ=発注を受けて、システムやサービスを提供する企業・組織
*RFP(Request for Proposal:提案依頼書)=システム化の目的・要件を示し、ベンダに提案を求める文書。簡単に言うと、発注者がベンダに対して「こういうシステムを作りたいので、提案してください」と依頼するための文書。
*調達仕様書=発注者が必要な機能・性能・条件を具体的に示す契約前提の仕様書。RFPは「考えて提案して」というものに対し、調達仕様書は「この通りに作って」と仕様を確定して発注するもの。
まとめると
共通フレーム2007
= SLCPを基にした、システム開発・運用・保守の作業範囲と役割を整理した共通の枠組み
*SLCP(Software Life Cycle Process)=ソフトウェアの開発から運用・保守までの一連の工程を体系化した国際標準のプロセスモデル。
非機能要件について
共通フレーム2007では、機能要件(何ができるか)と区別して扱います。
非機能要件=「機能以外の品質や制約」に関するものです。
機能要件
→「○○ができる」
例:商品を検索できる 、ログインができる
非機能要件
→「どのくらい速い・安全・安定」
例:検索結果を2秒以内に表示、ログイン時の認証強度



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